ターさんのお話

ジャンルを問わず、思ったことを心のままに

老々介護

少し前になりますが、

認知症で徘徊するおばあちゃんを介護していたおじいちゃんが、

介護に疲れて、おばあちゃんを殺害してしまったという事件が

北海道の札幌でおこりました。

 

現在、父が施設にお世話になっている私。

他人事とは思えず「なんて悲しい事件だろう・・・」と胸が痛みました。

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介護施設に入所するにも、たくさんのお金がかかります。

我が実家も、父の年金の半分以上を病院や施設に支払っている現状です。

父が定年まで何十年も勤め上げ、いただいている年金があればこそ。

そして古いけれど持ち家なので、家賃の心配がありません。

だから、なんとか母が食べていける状況です。

 

行政のお世話にならないように節約して、なんとか二人の年金で家賃も払い、

細々と食べているご夫婦もたくさんいるでしょう。

周囲に信頼出来て助けてくれる身内や、

相談に乗ってくれるご近所さんがいない高齢者夫婦の家庭も、

また、たくさんいることと思います。

そんな場合、いったいどうしろというのでしょう。

自分たちで頑張るしか、方法が見つからないのも無理のない話。

 

地域の民生委員の方もいらっしゃるとは思いますが、

正直言って、よくわからない他人ですもの。

「見せたくない」とか、「さらけ出したくない」とか、

「頼りたくない」とか、考えてしまうのも、理解できる気がします。

お役所だって、「高齢者家庭だから」という理由で、

無理やり立ち入る事も出来ないでしょうしね。

たとえ、経済的に不安定でも、

誰にでも簡単に「生活保護」の認定を下してくれるはずもありませんし。

 

だからなんとか頑張って、頑張って、

でも、疲れ切ってどうにもならなくなってしまったのかも・・・と考えると

とても悲しい事です。

 

私に、「こうしろ」とか「こうしたほうがいい」という意見が

あるわけではないのです。

生き方も違えば、希望も違う。

お金持ちも、そうではない人もいます。

それぞれの立場の違いで考え方も変わります。

どうする事が一番いい事なのでしょうか。

難しいですね。

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とても悲しい事件が、またおこらないように願っています。

長生きするのは良い事なのに

「老々介護」の問題は、まだまだ山積みですね・・・。